元・高速バス乗りの市内バス運転手のそこらへん


by saru_oh
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通常モード

昨日は破廉恥祭りでドン引きした皆様お元気ですか?
今日は反省して通常モードのさるおうです。



今日の昼下がりの事。
住宅地から駅に向かう路線で、途中のバス停から
若いお母さんがベビーカーに赤ちゃんを乗せて乗ってきた。
赤ちゃんは最初眠っていたようだが、
バスの揺れが気に入らないのか(俺の運転が下手糞なのか?)グズりはじめてしまった。
お母さんも必死にあやしていたが、効果無く
もう泣いちゃうかなぁ~と思っていると
近くの席に座っていた初老の女性があやし始めた。
つられるように周りのお客様も一緒になってあやし始める。
その甲斐があって赤ちゃんはご機嫌に!

その後、車内にはほんわかした空気が流れ、
赤ちゃんをあやしに掛かっていたお客様同士の
「ウチの子も昔はあんなに小さくて可愛かったのに…」とか
「孫がゴールデンウィークに遊びに来るのが楽しみ」
とか言う会話が聞こえて来た。


ここにも確実に人生の交差点があった。
だからバスの運転士は辞められない。

確かに、嫌なお客様やムカッと来るお客様もいるけど、
それらのお客様にだってそれぞれの人生があって、それぞれの物語がある。
お客様の想い、人生、物語を乗せて繋いでゆく。
それがバス運転士という仕事の魅力であり、俺がハンドルを握る理由。

だから嫌なお客様やムカッと来るお客様に出くわした時には、
それを思い出すようにしている。
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by saru_oh | 2007-04-24 01:47